“チーム阿蘇小”・・・ありがとうございました。<(_ _)> 2022年4月2日(土) 9:31 |
令和3年度の定期異動により,阿蘇小学校からは5名の職員が転任しました。
私もそのうちの1名です。(ToT)
今日は,4月2日・・・新しい新年度を迎えて2日目ですが,今日は校長先生から特別に許可を得て私の担当分の「最終回」を執筆しています。
動画配信アプリ「てのりの」では,一つの区切りをつけることができたのですが,このブログに区切りをつける時間がなく,またそれが心残りでした。
昨年度は,このブログに加えて動画配信による動画で情報発信を始めたため,途中からこのブログ執筆がおろそかになっていたこともあり,「最後の執筆ができないまま,うやむやで終わってしまったなー」と,後ろ髪を引かれる思いでしたので,校長先生からこうして区切りの機会をいただいたことに心から感謝しながら執筆しています。(^_^)
そして,本来であれば阿蘇小の子どもたちや保護者,先生方,地域の方々の活動の様子を執筆するべきブログですが,今日は異動した職員を代表して,「チーム阿蘇小」に対する感謝の気持ちを令和3年度ブログの「最終回」としたいと思います。
【素敵な子どもたちへ・・・】
君たちは最高の“阿蘇っ子でした。(^_^)
共同生活を送る上ではいろいろトラブルもあったかもしれませんが,休み時間には全力で遊び,学習するときはお互いに学び合い,行事等に真剣に取り組む姿は,私たち職員の自慢の阿蘇っ子でした。君たちの今後のますますの活躍を期待して止みません。ありがとう!そして,応援しています!!(^^)v
【温かい保護者の方々・地域の方々へ・・・】
令和3年度は,校長先生の意向の一つである“地域と共に歩む学校”に力を入れて運営しました。
放課後子供教室,ジャパニーズカルチャークラブ,ブック&ミュージッククラブ,登山体験,木工の授業支援をはじめ,多くの場面で保護者・地域の方々にご支援いただくことができ,コロナ禍でもしっかりと“地域と共に歩む学校”の実現に向けた一歩を踏み出すことができた年だと思います。
これも,ひとえに保護者・地域の方々の「阿蘇小学校」に対する温かな眼差しのおかげです。
特に,「阿蘇っ子見守り隊」の結成に関しては,PTAからは資金的支援を受け,また,老人会の方々を中心とした保護者・地域の方々からは人的支援を受けながら実働できていることに,本当に感謝しかありません。
どの取組も,始まったばかりで様々な課題もあるかと思いますが,「チーム阿蘇小」であれば,今後も「ますます活性化すること間違いなし!」と確信しています。
本当にありがとうございました。<(_ _)>
【最高の先生たちへ・・・】
令和4年3月31日・・・職員室のパソコンが年度の更新作業で使えなくなり,机上・棚の整理をしていると,平成29年度の「教頭便り」が出てきました。
この「教頭便り」は,私の敬愛する校長先生が,当時教頭先生として発行されていた校内便りです。
片面には,当時職員だった先生の結婚披露宴の様子が,片面には,ご退職を迎えた当時の校長先生に対する教頭先生の思いが描かれた「教頭便り」でした。
その「教頭便り」には,当時の校長先生の「できる人が,できることをすればいい」というイズムがちりばめられており,読み返す度に改めて考えさせられます。
また,披露宴の様子が記された「教頭便り」には,今も変わらない「チーム阿蘇小」としての団結力が描かれています。
当時,私が研究主任として大事にしていたことの一つに,「1人の100歩より,みんなの1歩」という言葉があります。
誰か一人の大きな力(100歩)ではなく,例え歩幅が小さくても,みんなで1歩を踏み出すことができれば,その歩みは脈々と受け継がれるに違いありません。
当時の校長先生がおっしゃっていた「できる人が,できることをすればいい」というイズムは,「1人の100歩より,みんなの1歩」にも通じるイズムです。 イメージすると・・・一人一人が形の違うピースであり,そのピースが集まることで,大きな絵が完成するパズルのような感じでしょうか。
もし,ピースが足りなかったら,誰かがそのスペースを埋めればいいだけのことです。
それが,「協働」なのだと思います。
私たち学校職員は,「職員が変われば学校が変わることがないように」と考え,職員の異動があったとしてもシステム化された中で学校運営が継続するようにと心掛けています。
しかし,100%変わらないことは不可能ですし,逆に「変わらないこと」を保証していては,それ以上の発展は見込めません。
誤解を恐れずに言うと,パズルのピースが変われば,完成する絵が変わることは仕方ないことだと思うのです。
大事なことは,その時々で「完成される絵」のイメージを共有し,その絵の完成を目指して「できる人ができること」をし,「歩幅は小さくてもみんなで同じ1歩を踏み出すこと」です。
そうすれば,例え完成される絵が異なったとしても,完成された絵の持つ魅力は変わることはありません。
抽象的な言葉を並べてきましたが,思いかけず見つけた「教頭便り」には,当時の校長先生が研究発表会に向けて「窓ふき」をしている写真が掲載されています。
この写真が全てを語っているんですよね。(^_^)
令和3年度の最終日・・・3月31日の勤務時間を終えた後,職員室内で起きた出来事は,新しい先生方をお迎えする準備と,新年度に向けた名簿の作成やファイルの入れ替え作業でした。
これは,「誰が何をする」と決まっているものではありません。
気付いた人が気付いた人同士で一緒に作業をしています。
そうした光景を目の当たりにしながら,平成29年度の阿蘇小イズムは,それから4年経った今も受け継がれていることに感謝すると共に,この「チーム阿蘇小」の一員であったことに本当に感謝です。
校長先生をはじめ,先生方・・・本当にありがとうございました。<(_ _)>
さて,思いの丈を語ってしまいましたが,思い出話はここまでにします。
転任する私たちが,「チーム阿蘇小(子どもたち・保護者の方々・地域の方々・先生方)」にできる恩返しは,次の赴任先で阿蘇小イズムを広め,「チーム阿蘇小」に負けない学校を築くことだと思っています。
本当にありがとうございました!!
※ ここに,令和3年度分のブログ「最終回」を無事に執筆することができたのも,校長先生のお声かけのおかげです。
感謝の気持ちと共に,最後にわがままを言って申し訳ありませんが,私的な写真(校長先生からは許可を得ています。笑)をここに掲載させてください。(^^ゞ なお,マスクは撮影時にだけはずし,その間の会話は一切交わしていませんのでご安心ください。 (^^)v
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