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 【 9月 1日付け更新 】 放課後子供教室 No.2    2020年9月1日(火) 20:15

 第2回目の放課後子供教室が開催されました。

 今回は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,2つの教室に分けて活動を行いました。

 一つはギター教室,もう一つは英語で遊ぼう(英語教室)です。

 今回のブログでは,「ギター教室」についてリポートします。

 と申しましても,仕事の都合上最初の方しか参観できなかったため,少し物足りないリポートになることをご容赦ください。 

 <(_ _)>

 放課後子供教室が始まる午後3時30分よりも前に,軽快なギターサウンドが会議室から聞こえてきました。

 「あ!準備が始まったのかな?」

 と思い,家から持ってきた2本のミニギター(3/4スケール)をギター教室で使ってもらおうと,私も会議室に向かいました。

 会議室に近づくにつれ,ディストーションの効いたギターサウンドが大きくなります。

 あ…ギターの話になると,ついつい専門用語を使って語りたくなってしまいました。(^_^;)

 会議室のドアを開けると,男性の方がギターを手に立っていらっしゃいました。

 男性は,放課後子供教室の講師を務めてくださっている方の旦那さんです。

 ご夫婦で放課後子供教室にご協力いただき,心から感謝です。 (^^ゞ

 「よかったら使ってください。」

 と,2本のギターを使ってもらうように告げましたが,ふと床を見ると数本のギターが置いてありました。

 アコースティックギター,エレキギター,アンプ,ディストーション関係…講師の方のギター愛が伝わってきます。

 教室が始まってのぞくと,数列に座った子どもたちがギターを抱え,ピックを使って音を出しているところでした。

 「上からゆっくり弦を弾いて音を出してごらん?」

 講師の方の優しい口調に答えるように,子どもたちはギターの弦を鳴らしました。

 「じゃぁ,次の列の人にギターを渡して交代しようか?」

 次の列のギター練習が始まりました。

 「ギターの音色っていいでしょ?」

 講師の方が子どもたちに語りかけます。

 ここで,仕事のために中座…。

 しかし,中座のつもりが結局は終わりまで参加できずに残念な結果になりましたが…(^_^;) 

 途中で,ギターに合わせて「パプリカ」の歌声も聞こえてきました。

 第2回目の放課後子供教室も大盛況に終わったようです。

 次回は,子どものメンバーを入れ替えてギター教室と英語教室が行われますので,英語教室の様子をリポートできればいいな…と考えています。

 (^_^)V

 【 9月2日付け更新 】 What are you doing ?    2020年9月2日(水) 18:51

 5年1組の教室を訪れると,子どもたちが何やら熱中しています。

 「すごい集中力だなー」と思いながら机の上をのぞき込むと,「間違い探し」のプリントに挑戦中でした。

 「???」

 頭の中を無数のクエスチョン(?)が舞います。

 黒板の前には養護教諭の先生(保健室の先生)が立っていらっしゃるし…子どもたちは「間違い探し」のプリントに熱中しているし…でも,保健指導の時間だよなー???といった感じで,心の中で自問自答が始まりました。

 すると…保健室の先生が,「みんな分かったかな?」と「間違い探し」の答え合わせを始めました。

 答えを確認するたびに,「イェーイ!」とか,「やっぱり!」の声が挙がりますが,難易度の高い答えを聞くと,「あーーーー!ほんとだーーーー。(^_^;)」と,子どもたち。

 すると,保健室の先生が電子黒板に「脳を元気に!」というイラストを提示し,「みんなもっと脳を使って考えて!」と発破をかけます。

 その瞬間,私の脳が元気になり…(笑)「あーーーーーーーそういうことか!」と全てがつながりました。

 この日の保健指導の柱は,「睡眠・朝ご飯・メディアとのつきあい方」の3本柱だったのです。

 このあと,子どもたちはマッチ棒クイズに挑戦です。

 1問目 
 
 マッチ棒で形作られた【 6−3=8 】という式について,どこでもいいからマッチ棒を1本動かして式の意味を成り立たせる問題が出ました。

 子どもたちは…「え?」「何?」「意味が分からん。」「どうすればいいと?」とあきらめムード。

 そこで私が,すかさず「え? あれ動かせばいいじゃん。」と子どもたちを挑発します。

 これは,なんとなくやり方のコツを押さえた方がいいな?と感じた保健室の先生は,「教頭先生,どこのマッチ棒を動かすといいですか?」と問いかけてくださいました。

 そして,私は得意げに答えたのです。

 「8の右上の1本を,6の右上に動かすと,8−3=5になります。」…と。(^_^)V

 すると…子どもたちからは,「おお〜〜〜〜〜〜。なるほど〜〜〜〜。」と,感嘆の声が漏れました。

 実は,この問題自体のレベルは高くなく,「え?こんなに感心してもらって,いいのかなぁ〜〜〜。(^_^;)」

とも思いましたし…

 ブログでは,子どもたちの感嘆の声が伝わりにくいのが残念ですが,このあともマッチ棒クイズやそれに伴った保健指導は続いたようです。

 私は…ここでTimes Up。

 仕事のために職員室に戻りましたが,有意義な時間は続いたと言うことを子どもたちからあとで聞きました。

 「人間は考える葦である。」…かの有名なパスカルの言葉ですが,考えることは人間の特権です。

 これからの世界を担う子どもたちには,脳をしっかり使って,すくすく育てもらいたいものですね?

 そのためにも,「睡眠・朝ご飯・メディアとのつきあい方」…大切な3本柱だと思います。

 どうぞ,ご家庭のご協力をよろしくお願いいたします。

<(_ _)>




 【 9月3日付け更新 】 Welcome to Aso-Sho    2020年9月8日(火) 17:30
 教育事務所の学校訪問(経営訪問)が行われました。

 事務所長 様をはじめ,総勢5名の先生方をお迎えし,全学級の授業を見ていただきます。

 2時間目・3時間目…すべての学級の授業を参観していただいたあとは,経営部会,指導部会@Aの3箇所に分かれてヒアリングです。

 その中で,「阿蘇小の子どもたちは,みんな落ち着いていて素晴らしいですね。」という言葉かけをいただきました。

 これは,日頃から保護者の方々・地域の方々に子どもたちが支えていただいているおかげだと感じると共に,手前味噌になりますが,先生方のご指導の成果だと感じています。

 家庭・地域,職員…すべて胸を張って自慢できるTEAM阿蘇小です。

 「さらに上を目指してほしい…。」ともおっしゃっていただきました。

 ですから,さらに上を目指しつつも,今のこの状態をしっかりと維持し,普遍的なものにする…。

 この経営訪問によって,TEAM阿蘇小が目指すべきものがクリアになった気がします。

 ふと気がつくと,年度末までちょうど折り返し地点に立っています。

 TEAM阿蘇小…これからフルスロットルで駆け抜けます。


 (^_^)ゞ



 【 9月4日付け更新 】 特別活動で!!    2020年9月8日(火) 17:49
 学校には,「校内研究」というものがあります。

 少し難しい話になりますが,「学校において,子どもの教育のために教職員が共同で行う研究」ということになります。

 私的な話になりますが,私は「校内研究」が大好きです。

 「研究ばかりやっても・・・」といった否定的な意見もあるかもしれませんが,「研究」を進めると,必ず子どもが育ちます。

 それは,「校内研究」で子どもの実態を正しく捉え,より望ましい方向に変えるにはどうすればよいか???を教職員全員で考え,試行錯誤し,実践するからです。

 そして,研究の成果は,子どもの変容の姿で立証されます。

 このように,「校内研究」は,実践上の課題から出発し,実践によって実証され,研究の成果は日々の教育活動に生かされてこそ意味があると思います。

 「校内研究」は,あくまで子どもを中心に据え,実践にしっかりと根を下ろした研究でなければなりません。

 あっ!!    ついつい弁に熱が入ってしまいました…(^_^;)

 熱の入りついでに言うと,「校内研究」では,子どもだけでなく職員の意識も高まります。

 これが,「校内研究」の醍醐味だと思いますし,私が「校内研究」が大好きである所以です。 (^-^*)

 さて,今年の阿蘇小学校の校内研究は,「特別活動」です。

 校長先生は,「“思い”を“思いやり”に,“心”を“心遣い”に」というフレーズを使って,特別活動の有用さを常に私たちに分かりやすく説いてくださいます。

 「特別活動」の先にあるのは,どんな景色なのか・・・。

 TEAM阿蘇小総体で取り組み,ぜひ明らかにしたいです。

 この日は,次に行われる小学2年生の授業研究会に向けた「学習構想案」の検討会でした。

 「学習指導案」ではなく「学習構想案」?

 まだまだしゃべりたくなる内容ですが,なが〜〜〜〜くなりそうなので,今回はここまでにします。

 2年生の特別活動の授業・・・今からとっても楽しみです。

 (^_^)V



 【 9月5日付け更新 】 嵐の前の静けさ…    2020年9月9日(水) 18:57
 
 本年度2回目の土曜授業日でした。

 連日のように各メディアで連呼されていた「大型台風10号」のために,昨日の間に9月7日(月)の臨時休校がすでに決まっている中での土曜授業日というのも,少し変な感覚でしたが…(^_^;) 3時間の通常授業を終えました。

 校長先生と私は,屋外にある飛ばされやすい物の整理や遊具の整理など,万全の台風対策を行うことができました。

 結果的に,何の被害もなく,無事に火曜日を迎えることができましたが,今年の台風はまだまだ10号…。

 例年であれば20号まで誕生するであろう台風ですので,これからも気を抜かずに対応していきたいと思いました。

 安心安全メールのアンケート機能を利用した「台風10号 阿蘇っ子サポート」では,各家庭での人的被害や家屋損傷等の被害報告があがってこなかったことにホッと胸をなで下ろしていますが,何かありましたらいつでもお知らせください。


 <(_ _)>



 【 9月8日付け更新 】 Thanks a lot !!    2020年9月9日(水) 19:48
 ALTの先生が,2年間の任期を終えてアメリカに帰ることになりました。

 この日は,阿蘇小学校で授業をする最終日…(ToT)

 いつも笑顔で英語を教えてくださる先生は,TEAM阿蘇小全員から大人気でしたので,子どもたちもさみしそうでした。

 業間には,「お別れ会」を全校で開きました。

 本当は,体育館に一堂に会して「お別れ会」を…と計画していたのですが,今の時期に全校児童で一つの場所に集まることは避けようと,校内放送で行うことになりました。

 運営委員会の子どもたちと児童代表(6年生)の子どもたちが,英語と日本語を交えながら会を進め,お礼の言葉も述べました。

 「2ネンカン,トテモタノシカッタデス。ハジメハキンチョウシタケド,ミナサンガエガオデセッシテクレタカラ,スグニゲンキニナリマシタ。〜〜〜(後略)」

 英語と流ちょうな日本語で,ALTの先生も全校にメッセージをくださいます。

 各学級からも,お礼のメッセージやミニプレゼントなどが贈られたようで,先生が帰宅するときには両手で抱えきれないほどに荷物がふくらんでいました。

 最後は,私たち職員からも感謝のメッセージカードとケーキのプレゼント。 (^^ゞ

 このあと,先生は3週間ほど日本国内を旅行し,その後アメリカに戻られるそうです。

 そして,大学院に入り,翻訳の勉強をして再び日本を訪れたい…そんな風におっしゃっていました。

 ALTの先生がなぜ来日されたのか…それは,日本のアニメをアメリカで見て大ファンとなり,「いつか日本に行ってみたい!!」と,独学で日本語を勉強し,今に至っています。

 まさに,「 Dream comes true.(夢は叶う。)」ですね。(^▽^)

 ALTの先生から英語を教わったことで英語に興味を持ち,「いつかアメリカに行ってみたい!」と夢を持ち,世界に羽ばたく人材が誕生するかも???

 そんな,夢の連鎖に期待が膨らんでしまいます。

 Thank you for two years .

 All students enjoyed learning English . 

 We hope you will have a wonderful and great life .

 We never say good bye .

 Someday,You have to come back to Japan and Kumamoto , Aso .

 We wish you good luck and take care .

 See you again .

 Thanks a lot !!

たどたどしい英語でしたが,私たちの感謝の気持ちが,先生に伝わったことを祈るばかりです。 

 2年間,ありがとうございました。

 先生のこれからの人生に,幸多からんことを!!

 By TEAM阿蘇小


 <(_ _)>


 

 【 9月9日付け更新 】 モデル登場!!    2020年9月10日(木) 20:40


 昼休みに,「広報あそ」の写真撮影が行われました。 (^^ゞ

 「広報あそ」の10月号「夢を追いかけて」に,阿蘇小学校6年生の代表が載ることになっているからです。

 すでに代表者は決定済み。

 「広報あそ」の担当の方が来校され,校長室で話をしていると,

 「コンコン」と校長室のドアをノックする音が聞こえました。 

 ドアを開けると,そこには代表の子がたたずんでいました。

 将来の夢について6年生が書いた作文から選ばれた代表の子です。

 朝10時ぐらいまで降っていた雨が上がり,青空が広がっていたため

 「よし!外で撮影しよう!」

 ということになりました。

 撮影ポイントを探していたのですが,阿蘇小のシンボルモニュメント「友情」を背景にして撮影することになりました。

 テスト撮影でカメラを向けると,代表の子は照れてしまいます。

 あとで担任の先生に聞いたのですが…前の晩は緊張であまり眠れなかったとか? (^_^;)

 それでも,撮影担当の方の優しいアドバイスや指示で,笑顔で撮影に臨むことができました。

 途中,代表の子の緊張をほぐそうと,6年生がおもしろいことをやってくれたり? (^_^)V

 担任の先生が反射板を持ってアシスタントを務めながら声をかけたり? (^▽^)

 たくさんの助っ人が登場してくれたおかげで,無事終了。

 今から「広報あそ」の10月号が楽しみですね!!



 【 9月10日付け更新 】 Let's start !!    2020年9月11日(金) 10:58
 
 阿蘇市人権子ども会開講式が行われました。 

 プログラムの冒頭では,「子ども人権太鼓」が披露されました。

 「人権太鼓」のメンバーは,この日のために毎日練習を行っています。

 まずは,「まつり太鼓」。

 「まつり太鼓」の醍醐味は,1フレーズごとに演奏者が時計回りに動いて入れ替わり,連打するところです。

 多少の緊張は見られましたが,本番はバッチリ決まりました!! (^_^)V

 そして,「こぶし太鼓」。

 構成メンバーが高学年中心なので,こちらも圧巻の演奏でした。

 「こぶし太鼓」の醍醐味は,なんと言ってもソロとバッキングの掛け合いです。

 ソロの子が力強く太鼓を連打すると,バッキングの子たちがそれに応えるように連打します。

 これが,めちゃくちゃ格好いいんです!! (^▽^)

 私も3年前まではこの太鼓指導に関わっていたので,ムズムズするほど体が太鼓のリズムを覚えており,一人で興奮してしまいました。(笑)

 太鼓の演奏が終わると,教育長先生をはじめ,阿蘇市人権子ども会に深く関わっていらっしゃる方々からご挨拶をいただきました。

 来週から,毎週木曜日に開催される阿蘇市人権子ども会です。

 参加する子ども達が…そして,私たち職員も…多くのことを学び,学んだことを生きる力に転換できるような…そんな学習会になればと思っています。

 <(_ _)>



 [【 9月11日付け更新 】 What are you doing ?    2020年9月15日(火) 21:30
 クイズです。

 一番左の写真を見てください。

 校長先生は,仕事中にも関わらずタブレット端末で何かを眺めています。

 さて,校長先生は何をされているのでしょーか?

 
 その右隣の写真を見れば一目瞭然なのですが…正解は…「リモート研修中」でした。 (^_^)ゞ


 んん?? リモート???

 どこかの小学校の,いつかのPTA全体会で聞いたことのある言葉の響きです。 (^_^;)

 授業参観後のPTA全体会で,出張中の校長先生がリモートで挨拶する?といった企画があったような…。

 でも,今回はホンモノです!

 熊本県の教育センターが主催する研修会に,我らが校長先生も真剣に参加しているのです。(笑)

 いえ…けっして笑ってはいけません。

 校長先生ご本人は,ものすご〜〜〜〜く真剣なのですから。

 この日のリモート研修会は,午前10時前から午後3時まで行われました。

 でも,やっぱりハプニング!

 お昼休みを終えてさっそうと校長室に引きこもった校長先生から,あと1時間でリモート研修が終わる!という時間帯にSOSが出されました。

「教頭先生! タブレットのバッテリーが残り10%って出たバイ!?(^_^;) 」

 さぁ一たいへんです。

 ここでバッテリー切れなど起こしてはなりません。

 大慌てで確認し,バッテリーの残量が10%と確認し,コード類の接触不良かと思ってコード類を一新しました。

 「よし,これで安心。」

 と思い,職員室に戻ったのもつかの間…。

 「教頭先生!! バッテリー残量が5%になった!」

 と,またまた大慌て。

 タブレット端末を確認したところ,バッテリー残量が1%と表示されるではないですか!!

 研修時間は残り10分です。

 どうやら,電気の充電速度が消費速度に追いついていないらしく…それでも身近にあるコード類を駆使すると,バッテリー残量が2%…3%…と増えていきます。

 研修時間は残り5分をきったところで,「もう大丈夫」と自分に言い聞かせ,校長室を後にしました。

 あとで校長先生に聞いた話ですが,他校の校長先生が

「(阿蘇小の)〇〇校長先生が(バッテリー切れで)突然画面から消えたら,教育センターにちゃんと事情を報告しておきますから安心してください。」

 と,温かいお言葉をかけていただいたそうです。 (^-^*)

 リモートとは,タブレット端末等の電子機器を通してお互いが顔を合わせ,マイクを通して意見を交流し合うことになるのですが,そんな中でも温かいコミュニケーションをとることができるのだ…

 そんなデジタルとアナログの融合を証明してくださった校長先生のスリル満点のエピソードでした。

 でも,これはきっと…出張先からリモート出演と称して,録画映像を流して保護者の方々を欺いた天罰かもしれません。

 あ…それを発案したのは私でしたね…。(^_^;)


 あらためて,みなさん申し訳ありませんでした。


 <(_ _)>


 










 

 【 9月14日付け更新 】 ビッグゲストが来た〜〜〜〜!!!!    2020年9月15日(火) 21:52
 第3回目の放課後子供教室が行われました。

 この日の活動プログラムは,くまモン生誕10周年を記念して作られた「カモン!くまモン!」というダンスを踊り,新型コロナウイルスによる臨時休校でなまった体をみんなで楽しく動かそう!!

 という企画でした。

 いざ,放課後子供教室スタート!

 放課後子供教室のリーダーがステージに上がって子どもたちに語りかけます。

 「今日は,特別ゲストをお招きしています! みんな誰だか分かる?」

 すると…子どもたちは各々に思い浮かんだ名前をつぶやきます。

 しかし,その中に正答はありません!

 「それでは,登場してもらいましょう!!」

 かけ声と共に,みんなの視線が体育館正面入口に向けられます。

 入口の大きな磨りガラスには,何やら大きな黒い影が???

 すかさず音楽が鳴り出しました!

 曲は「くまモン体操」です!!!!!!


 と…ここまで書くと,さすがにビッグゲストが誰だか分かっちゃいましたよね??? (^▽^)

 本当はここで写真を掲載して答えを大々的に発表したいのですが…ビッグゲストの写真使用許可がまだおりていないので…ブログはいったん終了です。 (^_^;)

 この続きは,ビッグゲストの写真使用許可がおりたのちに,写真付きでしっかりとお伝えしたいと思います。


 それまでは,今しばらくお待ちください…。

 <(_ _)>

  
 

 【 9月15日付け更新 】 みんな,それぞれの才能を持っているんだ!!    2020年9月23日(水) 19:42
 
 阿蘇小学校のキャリア教育の一環として,毎年地域の方々を人生の先輩としてお招きし,その方の幼い頃や当時の将来の夢,今のお仕事や人生観等についてお話ししていただいています。

 阿蘇小版「ようこそ先輩」です。

 少し難しい話になりますが,「キャリア教育」とは,一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育のことを言います。

 こうして文字にすると,やっぱり難しいイメージが先行してしまいますが,子どもや若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成を目標とする教育的働きかけです。

 まだ…難しいですね。(^_^;)

 自分が自分として生きるために,「学び続けたい」「働き続けたい」と強く願い,それを実現させていく姿がキャリア教育の目指す姿です。

 例年であれば,3年生以上の児童を対象に行う「ようこそ先輩」ですが,体育館の収容人数を鑑み,3密を避けるために4年生以上の児童を対象としました。

 ゲストは,テレビ等でおなじみの「宮沢 厚」さん(阿蘇カドリードミニオン園長)です。

 宮沢さんやお話しの内容については,マスコミの報道や各学級の学級通信等で既知のことだと思いますので,このブログで詳細について触れることはしませんが,ある学年の学級通信に掲載されていた児童の感想をご紹介します。

 【 ぼくは,社会に役立つか心配でした。だけど,宮沢さんのおかげで,ぼくにもできる仕事があるのかと思い,勇気をもらいました。 】

 若干10〜12歳という年齢の子どもの感想です。

 短い文章ではありますが,この感想を読んだ瞬間,私たち大人に突きつけられている奥深い問題を感じるとともに,宮沢さんのお話がこの子にとって一筋の光を示したのだと思いました。

 本年度の阿蘇小学校教育目標のサブテーマとして,「一人一人の幸せな未来のために」を掲げています。

 そんな阿蘇小の子どもたちが,自分で自分を見限ったり,夢(未来)をあきらめてしまうようなことがあってはなりません。

 現在行っている教育活動を再点検し,子どもたちを夢実現へ後押しできるように,学校総体で取り組みたいと思います。

 <(_ _)>

 

 【 9月16日付け更新 】 2年生祭り@ 〜プロローグ〜    2020年9月23日(水) 20:39

 仕事が立て込み,ブログ更新が少し滞っていました。 (^_^;)

 そのような中,ブログネタを探すために過日を思い起こしてみると,「あれ?2年生ネタののオンパレードだぞ?」となりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここからは,回想記です。

 9月16日って,何があったっけ? 

 あっ!そうだ,2年生で行った特別活動の授業研究会があった!

 2年生の授業の様子もよかったけど,そのあとの協議会も内容が濃かったよなー。

 よし,9月17日更新のブログネタとして協議会の様子を掲載しよう。

 そして…9月18日のブログネタは…そういえば,教育委員会の指導主事に来ていただいて音楽の指導をしていただいたよな〜。

 学年は,4年生と2年生だったっけ???

 でも,写真は2年生しか撮ってなかった〜〜〜。

 ということは?2年生ネタのオンパレード???

 よし,こうなったら「2年生祭りだ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ということで,本ブログから3日間分の更新は,「2年生祭り」と題してお届けします。

 ですが,ここまででなが〜〜〜〜くなってしまいましたので,2年生の特別活動授業研究会の様子は写真だけ掲載して,内容については次回のブログで。 (^_^;)

 <(_ _)>



 【 9月17日付け更新 】 2年生祭りA 〜モノローグ〜    2020年9月24日(木) 22:51
 9月16日(水)2時間目・・・2年生で特別活動の授業研休会が行われました。

 題材の目標は,「自分の言葉について見直し,気持ちのよい言葉を使っていくために,自分のめあてを決めることができる。」「自分で決めためあての達成を目指して実践することができる。」の2点です。

 授業の導入では,司会の子どもが2年生の学級目標と学級アンケートの結果を確認し,めざす学級の姿の再確認と自分たちの学級の課題を把握しました。

 次に,自分たちが使いたくなるような「気持ちの良い言葉」を発表し合い,4つの学校生活場面に応じた言葉の使い方をロールプレイで試してみます。

 どのグループの子どもも言葉を試しつつ,「どんな言葉使いがいいのかな?」と頭をひねりながらロールプレイできていたようです。

 授業研究会ともなると,難しく考えすぎたり,高度なものを求めたりしがちですが,2年生という発達段階を考えると,この授業でしっかりと目標に近づけていたのではないかと思います。

 この授業を皮切りに,これから各学年・学級で授業実践を深めることになりますが,それぞれの授業がどのように深まっていくのか…今から楽しみで仕方ありません。 (^-^*)

 また,放課後に行われた授業研究会も,先生方の熱心な討議・協議が繰り広げられ,参加していてとても楽しかったです。

 TEAM阿蘇小…これからますます熱を帯びてくると思います。


 【 9月18日付け更新 】 2年生祭りB 〜エピローグ〜    2020年9月24日(木) 22:53
 3時間目,音楽室に阿蘇市教育委員会から指導主事をお招きし,2年生の子どもたちに音楽の指導をしていただきました。

 まず手始めに,有名な歌遊び「あんたがたどこさ」です。

 「あんたがたどこさ」は,わらべうたの中の手まり歌のひとつで,熊本県が舞台です。

 正式な題名は「肥後手まり唄」というそうですが,この歌詞に合わせて動作を楽しむ歌遊びで,2年生の子どもたちは心も声もしっかりとウォーミングアップできたようです。

 そして,本題の「虫の声」です。

 実は,先週も体育館で歌の指導をしていただいていた2年生。

 この日は音楽室での歌唱ということで,さらに伸びやかな声で楽しく歌うことができていました。

 指導主事である先生の歌の指導を受けると,魔法をかけられたように子どもたちの歌声がきれいなものになります。

 私も,阿蘇小学校で担任をしていたときに,音楽会や卒業式前に指導をお願いしていましが,その指導力の高さにいつも驚いていました。

 阿蘇小学校の魅力の一つに,子どもたちのきれいな歌声があると自負しています。

 これも,指導主事の先生があってのことです。

 今後も,多くの学年・学級が歌唱指導を受け,阿蘇小学校の歌声がさらに自慢できるようになるといいなと思っています。

 (^^ゞ


 


 

 【 9月23日付け更新 】 What a wonderful flower !!    2020年9月28日(月) 20:37
 阿蘇小学校では,「学校応援団」というものがあります。

 簡単に言うと…と書いてしまうと「学校応援団」を軽んじているように聞こえてしまうかもしれませんが,「保護者・地域の方々」で構成するボランティア活動の組織です。

 昨年度から「コミュニティ・スクール」を発足させ,地域と共にある学校づくりを進めている本校において,とても重要な存在なのですが,昨今の新型コロナウイルス流行により,活動開始を遅らせたり,活動の幅を縮小させたりといった現状です。

 読み聞かせボランティア・環境整備ボランティア・生け花ボランティア・学習支援ボランティア・フッ化物洗口ボランティア・ちょこっとボランティア(通称:ちょボラ)というように,多くのボランティアの方々に支えられている阿蘇小学校です。

 まだ活動開始ができていないボランティアもあるのですが,今日は「生け花ボランティア」についてご紹介します。

 毎週,校舎内を季節の花で彩っていただいているのですが,中でも職員玄関と校長室を飾っていただいている花々は,毎回見応えがあります。

 掲載した写真にある生け花…素晴らしいと思いませんか?

 赤白の彼岸花のカラーバランスをはじめ,生け方や魅せ方が魅力的で何とも言いがたい素晴らしさを解き放っています。

 また,ネームカードには生けられたその時々の草花の名前も書いていただいているので,興味深く読んでいます。

 中には,生け花ボランティアの方に草花の名前を教えていただいては,あまり花に興味がなさそうな職員を見つけて「この花の名前知ってるか?」と,自慢そうに聞きまくる…こんな某校長先生もいらっしゃいますが(笑),こうやってコミュニケーションを楽しみながら,私たちも季節の花々に触れる機会をいただいていることに感謝です。

 ぜひ,阿蘇小学校にお越しの際は,職員玄関に飾られている「生け花」をごらんください。

 <(_ _)>






 【 9月24日付け更新 】 こういう高校生になってもらいたいなー。(*^^*)    2020年9月29日(火) 7:24
 4年生の総合的な学習の時間では,「福祉」について学習を進めています。

 この日は,阿蘇中央高校社会福祉科の先生と生徒の皆さん,阿蘇市社会福祉協議会の皆さんをお招きし,「福祉体験」を行いました。

 1時間目の途中,準備に来られた阿蘇中央高校の生徒さん達は,先生の指示を仰ぎながらも自主性を発揮し,自分たちで考えながら準備を進めます。

 そして,2時間目。

 本校4年生の子どもたちが体育館に集まると,さっそく高校生の進行で学習が始まりました。

 まずは,手話体験です。

 「ありがとう」「こんにちは」など,挨拶に関する手話を学びます。

 高校生の皆さんのお話を聞き,手話って一つ一つの動作に意味があることを改めて学びました。

 たとえば…「ありがとう」の手話は,左手手の平を下に向け,左腕を胸の前で水平にします。そのあと,右手手の平を顔の前に垂直に立て,左手に向かって下ろし,また顔の前にもどします。

 言葉だけでの説明は難しいですね。 (^_^;)

 お相撲さんが,取組で勝った後に懸賞金(金一封)を受け取る際の動作といえば伝わるでしょうか?

 実は,このお相撲さんの所作が,手話の「ありがとう」の動作のモデルになっている…ということを,高校生の皆さんが分かりやすく教えてくださいました。

 話はそれますが,お相撲さんの手で空を切る行為のことを「手刀(しゅとう,てがたな)」と言い,日本における儀礼の一つなのだそうです。

 例えば,人の前を横切る際に「ちょっとごめんなさい」と言いながら,片手でチョンチョンと空を切ることがありますが,この所作も手刀による儀礼なのだそうです。

 また,相撲の場合は,懸賞金を受け取る際に手刀を行いますが,この際に漢字の「心」を書いているのだそうです。

 日本の国技ならではの作法だなーと思います。

 熊本出身の力士「正代関」の優勝にあやかり,ついつい相撲ネタで熱くなってしまいましたが,4年生の福祉体験に話題を戻します。

 手話で「阿蘇小」の表し方も教えていただき,4年生の子どもたちも何だか嬉しそうでした。

 (^▽^)

 次に,「妊婦体験」「車いす体験」「高齢者体験」「視覚体験」の4つのコーナーに分かれての体験です。

 「妊婦体験」では,赤ちゃんの平均的な体重と同じ重さのオモリをお腹に抱え,お腹の中に赤ちゃんが居る方の気持ちを体験します。

 「めちゃくちゃ重くてしんどい!」「お母さんのたいへんさが分かった気がする。」

 それぞれのストレートな感想が聞こえてきます。

 「車いす体験」「視覚体験」「高齢者体験」では,それぞれアイマスクやイヤーマフ,車いすなどを使用し,動作をあえて制限することで様々な立場の方の気持ちに迫ります。

 また,介助の方の体験も同時に行い,お互いの気持ちに思いを馳せました。

 「車いすに乗って後ろに下がるのが怖かった。」

 「前が見えないときに,ぐいぐい引っ張られてると怖かった。」

 「後ろから優しく声をかけられると安心できた。」

 4年生の子どもたちは,この福祉体験でさらに大きく成長できたようです。

 また,最初から最後まで4年生の子どもたちをリードしてくださった阿蘇中央高校社会福祉科の生徒の皆さんを拝見しながら,「こんな高校生に成長してもらえたらいいなー」と,勝手に思いを巡らせたところです。

 阿蘇中央高校社会福祉科の先生方,生徒の皆さん,阿蘇市社会福祉協議会の方々…とても貴重な体験をありがとうございました!!


  <(_ _)>


 

 
 




 【 9月25日付け更新 】 Welcome to ASO-SHO !!    2020年9月29日(火) 8:44
 2年生見学旅行!!

 と書きたいところですが,先週,2年生祭りで2年生の様子をお伝えしたばかりなので,今日は別の話題です。 <(_ _)>

 実は,9月24日より,新しい先生がTEAM阿蘇小のメンバーとして加わりました。

 正式には,「スクール・サポート・スタッフ」と言いますが,校内の事務作業や様々な作業をしてくださる先生です。

 新しい先生…実は,以前から阿蘇小学校には馴染みの深い方で,以前は保護者として,現在は放課後子供教室の先生として関わってくださっています。

 ですから,阿蘇小の子どもたちの多くは,低学年の頃に深く関わっており,みんな大喜びで話しかけてきます。 (^^ゞ

 強靱なTEAM阿蘇小が,新しい先生をお迎えしてさらにたくましくパワーアップの予感がします。

 3月までの任期となりますが,どうぞよろしくお願いいたします。

 <(_ _)>


 【 9月26日付け更新 】 すっきりしましたー!!    2020年9月29日(火) 8:58
 9月26日…土曜日ですがブログ更新です。

 この日は,阿蘇小学校の除草作業でした,

 毎年,8月後半に行っている除草作業ですが,運動会が10月にずれ込んで実施のため,除草作業の実施もずらしていただきました。

 予定では,朝6:00作業開始で案内したものの,日の出の様子を見ていると,朝6:00の段階ではくら〜〜〜〜〜いことに気付き,PTA運営委員会で相談の結果,30分遅らせての実施となりました。

 朝6:30多くの保護者の方にお集まりいただき,校舎周りの除草,グラウンド内の除草,畑の草運び,校舎前側溝の泥さらい等々…手際よくスムーズに行っていただきました。

 お陰様で,学校が見違えるほどすっきりです!! (^▽^)

 これから,運動会の練習も始まります。

 また,学習の充実期も迎えます。

 すっきり整った環境の下に,子どもたちが運動に勉強に思い切り励むことができます!!

 ご参加いただいた保護者の方々…ご多用な中にご協力いただき,本当にありがとうございました!!

  <(_ _)>



 

 【 9月28日付け更新 】 朝ランタイム…スタート!!    2020年9月29日(火) 9:18
 今日から「朝ラン」が始まりました。

 「朝ラン」とは,阿蘇小学校名物の一つでもあり,8年目を迎えようとしています。

 「朝ラン」の目的は,「朝の光を浴びて,1日の頭と体のウォーミングアップをするとともに,子どもたちの基礎体力の向上を目指す」です。

 役犬原小学校,乙姫小学校,碧水小学校が統合し,阿蘇小学校が生まれましたが,スクールバス登校や夜更かしの低年齢化を鑑み,気持ちの良い一日のスタートを迎えさせたい…という統合当時の先生方の思いから,この「朝ラン」がスタートしたと聞いています。

 今年は,密を避ける上でも,低・中・高学年の3つにグループ分けし,曜日ごとに「朝ラン」をするように計画しました。

 また,「朝ラン」がない学年は,グラウンドの除草作業を行い,日の光を浴びます。

 これら一連の計画は,体育主任の発案です。

 アイデアが素晴らしいと思いませんか?

 10月に入ると,この体育主任の立てた計画の下に運動会の練習を進めていきます。

 今年は,この体育主任に加え,サブ(副査)の先生にも加わっていただき力を合わせての運動会となります。

 コロナ禍の運動会ということで,いつも以上に気を遣う運動会となりそうですが,阿蘇小学校にはこの体育主任とそれを支える副査が居ます。そして,その二人を支える職員団が居ます。

 そして,何よりも,精一杯輝けるパワーを持っている素敵な子どもたちがいますし,またそれを支えていただいている家庭・地域があります。

 まさに,鬼に金棒です。 (^^ゞ

 コロナの影響でなまった体に「朝ラン」で活を入れ,超強力なTEAM阿蘇小の力をもって他にない運動会を実現したいです!!

 (^^ゞ



 


 【 9月29日付け更新 】 チーム阿蘇小のプロフェッショナルたち・・・Vol.3    2020年9月30日(水) 3:24
 今日は,「チーム阿蘇小のプロフェッショナルたち・・・Vol.3」をお届けします。

 3時間目,3年生の外国語活動の授業を参観しました。

 今年,教職6年目を迎える先生です。

 教室に入ると,担任の先生はまだいらっしゃいませんでしたが,子どもたちは席についてチャイムが鳴るのを待っているようです。

 私が教室に入ると,子どもたちは無邪気に話しかけてきます。

 これまでの経験で分かることの一つですが,たったこれだけで学級の様子が分かります。

 学級の中に温かな支持的風土や相手意識のある学級かどうか?・・・です。

 支持的風土のない学級や相手意識のない学級は,他者に無関心です。

 他者に無関心だから,学級の中で変化が起きても気付きません。

 ですから,「この学級は大丈夫だ!」と,すぐに分かりました。 (^_^)

 また,壁面には担任の先生の温かなコメントがびっしりと書きこまれた子どもたちの作品が整然と掲示されています。

 私自身・・・本当に勉強になる部分です。 (^_^;)

 さて,そうこうしている間に,担任の先生がいらっしゃり,授業が始まりました。

 英語による挨拶のあと,先生は日曜日に観たTV番組のアニメについて簡単な英語で子どもたちに話しかけます。

 子どもたちは,先生が何を言おうとしているのか?に思いを馳せながら真剣に聞いています。

 思ったことをつぶやきながらも,大事なことは聞き逃すまい!と,聞き耳をたてながらです。 

(^-^*)

 さぁ,「Today's Goal(本時のめあて)」は,「好きなものをたずねたり,答えたりしよう。」ですが,そのためには慣れ親しまなければならない英語の表現(言い回し)があります。

 まずは,物の名前を英語で言えるように・・・と,子どもたちはピクチャーカードを見ながらその物の名前を英語で答えていきます。

 この活動を通して,子どもたちはいわゆるカタカナ英語と英語の発音の違いに気付き,意識します。

 例えば・・・カタカナ英語では「ケーキ(Cake)」ですが,英語ではどちらかというと「ケイク」に近い発音になります。

 でも,3年生の段階では,正確な発音を求めるようなことはしません。

 あくまで,「英語を使ってコミュニケーションをとりたい!」という思いを大切に育てたいからです。

 発音や語彙の順番等,あまり細かいことを求めすぎると子どもたちは英語嫌いになります。

 学習や活動に,「覚えなければならない」といった枠(制限)が加わったとたんに,子どもたちはやる気を失うことが多いからです。

 小学校の英語教育に求められるもの・・・私は,子どもたちが中学校に進学する前に「英語嫌いを生まない」ということだと思っています。

 と・・・私の悪いクセで,話がそれました。(笑)

 そう言えば,授業をしていてもすぐに話が脱線し,授業とは全然関係ない話で盛り上がってしまっていたんですよね。(^_^;)

 と・・・気を抜くと再び話がそれているので,話を3−1に戻します。

 今日のメインアクティビティーは,「3−1 好きな○○ランキングを発表するために,友達と何が好きかを尋ね合う」ことです。

 各班で役割分担を話し合い,「誰が誰に何を英語で尋ねるのか?」を打ち合わせしました。

 そして,【3−1で「好きな○○ランキング」を作り,来週赴任される新しいALTの先生に伝える!】というのが,単元の最終ゴールとなります。

 目的(ゴール)がはっきりと見えると,子どもたちは自主的・意欲的に学習します。

 授業の終末,子どもたちはお互いに英語で「好きなもの」を尋ね合い,ランキング作成に向けて楽しそうに学習していました。

 ここまで書くと,単なる授業参観レポートになってしまいますが,今日のブログタイトルは「阿蘇小のプロフェッショナルたち」です。

 先生は,この外国語活動をはじめあらゆる授業が素晴らしいのです。

 また,生活指導もしかり!

 学級の子どもはもちろん,学年全体の子どもたちをしっかりと見つめ,対応してくださっています。

 私たち職員に対しても同様です。

 …これ以上褒めると本人のためにならなくなるので,この辺で終わりにしたいと思いますが…(笑)

 でも,自分の学校の職員を自慢に思える・・・誇りに思える・・・そんな学校でなければ,学校総体(組織)として子どもたちを育むことはできないと考えています。

 ですから,今後も阿蘇小の先生方の自慢をどんどんしますので(笑),呆れずにお付き合いいただけたらと思います。

 いつも手前味噌で申し訳ありません。

 <(_ _)>