川久保橋

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産山川に架かる石橋としては、最上流に位置する。  産山村に現存する5石橋の中では、最も新しいく昭和10年(1935年)に修復。もともとは明治20年(1887年)に架けられていた。形も他の4橋と違い、流線型の見事なアーチ橋をなす。時代が新しいだけに、幅員も最初からあったらしく拡幅改修時のコンクリート張り出しは他橋に比べて少ない。野田寅蔵最後の作といわれている。全長20m、幅員4m

産山の橋で流線型の
アーチ橋で一番見事だろう

下流から見た川久保橋

橋に下には清流が流れ、遠く別府湾
まで流れていく

道路拡張の折、石の欄干からコンクリートと
鉄製に付け替えられ、残念である

2013.02.24撮影

下から見ると見事な石組が眺められる