池山水源

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 池山水源は、日本の名水100選に選定されている湧水である。
 九重連山を源として毎分30トンという豊富な水量に恵まれ、水温は13〜14度。
 周囲を樹齢100年とも200年とも言われる杉が囲い、標高が780mであることもあり、夏場は涼しい避暑地となる。
 昭和51年、たまたま、池を清掃中に池の底から、忽然と一体の水神様が掘り出され、これは約二百年ほど前、この地域を襲った大水害の際に、数戸の家屋と共に流失し、姿を消したものであると思われている。水害の際に水神様を見失ったために、新たに水神を建立して現在に至っていることもあり、現在は2体の神が守る。

駐車場から入口方面へ向かうと売店あり

渾々と湧き出している水源

しばらく進むと「日本名水100選の碑」あり

写真:2013.02.22.撮影

下の駐車場脇には、
水源の水を汲む場所が設置されている

水源への歩道脇には、足湯ならぬ
    水源の水を足で感じる場所がある

水源の水は玉来川を経て、大野川となり、
    大分県の別府湾へと流れていく

水源に祭られている水神様
    (左:新しい水神様 右:昭和51年池の底から見つかった古い水神様)