アカハライモリ(赤腹井守) イモリ科 トウヨウイモリ属 両生類
撮影日:2012.05.03.
撮影場所:阿蘇自然塾近くの田んぼ
本州、四国、九州とその周囲の島嶼(佐渡島、隠岐諸島、壱岐島、五島列島、大隅諸島まで分布するが、対馬島には分布していない)に分布。日本固有種。(別名ニホンイモリ(日本井守、日本蠑螈))全長は10cm前後で、2対4本の短い足と長い尾をもつ。サンショウウオ類と異なり皮膚がザラザラしている。背中側は黒-茶褐色で、腹は赤地に黒の斑点模様になっている。赤みや斑点模様は地域差や個体差があり、ほとんど黒いものや全く斑点が無いもの、逆に背中まで赤いものもいる。フグと同じテトロドトキシンという毒をもち、腹の赤黒の斑点模様は毒をもつことを他の動物に知らせる警戒色になっていると考えられている。
ニホンアナグマ(日本穴熊) イタチ科 アナグマ属
本州、四国、九州地域の里山に棲息
全体にくすんだ褐色で、両眼部は黒っぽい褐色、頭胴長はオス63~70cm、メスは56~61cm。基本的に夜行性で、日中は巣穴で休息している。交尾期は3月~4月、遅延着床がみられ、妊娠期間は約1年間におよぶ。出産は3月~4月、産仔数は1~3頭。12月~2月、オスは単独で、メスは当歳仔・1歳仔といっしょに冬眠する。雑食性でミミズや土壌性昆虫、地上に落ちた木の実等を採食する。
2012.04.25.
阿蘇自然塾近くの道路脇側溝で撮影