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 1月6日 3学期始業式    2021年1月6日(水) 12:03
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 令和3年度の幕開けです。昨年は暗いニュースが続きました。今年は・・・という思いを込めて、正月に「今年がいい年になりますように。すべての人にとって幸せな一年でありますように。」と家の近所の神社にお参りしました。
 さて、本日は始業式でした。始業式では、各学年の代表が新年の抱負を語ってくれました。1年生は「勉強」と「自分から行動する」ということを、2年生は「今年は受験生になるので今のうちから少しずつ勉強に取り組む」ということを、3年生は「受験に向けて面接や勉強をがんばる」ということを抱負として話してくれました。その後、話をしました。
『読売新聞が発表した2020年日本の10大ニュースは次のようになっていました。
【1位】感染拡大 緊急事態宣言』  【2位】東京五輪・パラ 1年延期  【3位】菅首相誕生 新内閣発足  【4位】安倍首相 辞任表明  【5位】志村けんさんら死去  【6位】「鬼滅」最速100億円  【7位】全小中高 休校要請  【8位】甲子園 春夏中止  【9位】藤井聡太七段 最年少タイトル  【10位】九州豪雨 死者77人  【番外】はやぶさ2 カプセル帰還
 この記事を見ながら、これからの令和の時代に、私たちが取り組んでいかなければならない3つの課題が表われていると思いました。
 1つは、天災、天変地異にどのように対処していくかというこれからの大きな課題です。豪雨災害、地震、それから今回のコロナウイルスへの対応。いろいろな事象の中から課題を見つけ、その答えが見えない課題にどのように取り組み、最善の解決法を導いていくのか。そのような課題を発見し解決していく力を身に付けなければなりません。
2つめに、今回の新型コロナウイルス感染症を通してみんなが思ったことです。人と人が仲良くする、協力する、力を合わせるということ。私たち一人一人の中にある、いじめや差別の心、これをなくしていく取組を行っていかなければなりません。
 3つ目は、藤井聡太八段やはやぶさ2カプセル帰還のニュースは、私たちに一つのことを追究したり探究したりすることのすばらしさを教えていると思います。このように人生をかけて打ち込めることがあることは素晴らしいと思います。
@「課題を発見しそれを解決する力」
A「いじめや差別を許さない誰とでも仲良くする心」
B「何か一つのことをひたすら追究、探究すること」
これからの「令和」の時代を背負っていく皆さんに、ぜひ伝えたいと思った3つのメッセージです。』
 令和3年が子ども達の「笑顔」と「やさしさ」と「努力」に満ち溢れる一年となりますように。

 1月7日 実力テスト    2021年1月7日(木) 11:41
 朝から雪が降り続き、学校も一面真っ白になりました。朝のあいさつ運動で正門に立ち、子ども達の登校の様子を見ていました。雪を投げ合ったりするのかと思っていましたが、その様子もなく普段通りに登校し、あいさつし、校舎に入っていきました。子ども達にとっては雪よりも、今日の実力テストの方が気になっていたのかもしれません。
 さて、本日は3学期の実力テストでした。全学年とも1時間目国語、2時間目理科、3時間目英語のテストを行いました。テストの様子を見て回りましたが、頭を抱えている姿が多く見られたようです。この冬休みの努力の成果は発揮できたのでしょうか。明日もテストです。明日は、社会と数学になります。もう一踏ん張り取り組んでみてください。

 1月12日 実力テスト(2日目)    2021年1月12日(火) 11:17
 先週の8日(金)は、雪による路面凍結のため教育委員会と小学校と話し合い、子ども達の安全を第一に考え休校としました。雪による休校を経験したのは、私自身が小学校の高学年の時以来でした。「雪が溶けて凍った後はとても危ない」という話もあり、休校ということになりました。新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大もあり、オンラインでの授業の実施を視野に入れる必要性を強く感じました。早速、準備を進めたいと思います。
 さて、本日は金曜日に実施できなかった社会と数学の実力テストを行いました。子ども達は休校と合わせて4連休となり、しっかりとテスト勉強をすることができたのではないでしょうか。朝からテストの様子を見て回りましたが、真剣にじっくりと考え込んでいる印象でした。結果はどうだったでしょうか。午後からの授業では、元気いっぱいの子ども達の姿を見ることができました。
 今朝の新聞によると、感染症の状況が、県内は国の警戒レベルで最も深刻な「ステージ4」(爆発的感染拡大)に入ったとのことです。今週末に予定していた小中学校合同の地域体験活動も中止となりました。学校でも、もう一度、感染症対策を徹底していきます。

 1月13日 授業の風景より    2021年1月13日(水) 17:34
 本日は久し振りの快晴で、残っていた校庭の雪も溶け、運動場が姿を現しました。子ども達も久し振りにあいさつ運動を行い、通る車や人に元気よく声かけを行っていました。朝から子ども達の元気な声を聞くと聞いている方も元気になります。
 実力テストも終わり、テストの返却が行われていました。「今考えるとわかるのに・・・」等の声が聞こえてきました。子ども達は返却されたテストの点数に一喜一憂していたようです。
 どうしても点数ばかりに目がいってしまいますが、点数というのは今の自分の学習状況を表している物差しの一つでしかありません。点数で一喜一憂するよりも、次同じような間違いをしないようにすることの方が大切です。今回間違っても、次間違えないようにすることが大切だと思います。最終的にわかればいいのです。そういう意味で、テストを大切にしてほしいと思います。間違えた問題のやり直しを必ず行い、内容を理解してください。テストはその範囲の中でも重要である点が問われます。必ずやり直しを行い、内容の理解に重点をおいてください。
 2年生の道徳では、正月に行われた箱根駅伝を取り扱った授業が行われていました。今年度の青山学院大学についての内容でした。生徒はどのように感じたのでしょうか。

 1月14日 生徒会役員任命式    2021年1月14日(木) 16:52
 本日の放課後、新生徒会役員の任命式が行われました。新生徒会役員に任命書を渡す式です。3学期になり、これまで3年生が生徒会の中心となり学校を引っ張ってきましたが、いよいよ2年生と交代になります。
 3年生にとっては、今年度は行事も例年通りとはいかず、中止や規模縮小ということで思うように力を発揮できなかったかもしれません。しかし、3年生の「人のために自分の時間を使う」姿を見ていて、とても感心しました。その姿を1,2年生も感じ、伝統として受け継いでいってくれることと思います。
 1,2年生にとってはいよいよ出番です。任命式では『「学校は誰のためにあるのか」「学校を創っているのは誰か」考えてほしい。「自分達です」と応えることができるようになってほしい。そのためには、「させられている感」をなくすことが大切です。』という話をしました。みんな目を輝かせてしっかりと話を聞いてくれました。生徒会が変われば学校が変わります。今後の1,2年生の活躍を楽しみにしています。

 1月15日 オンライン授業の準備    2021年1月15日(金) 10:22
 生徒会の役員の認証式が終わり、本日のあいさつ運動から2年生が先頭に立ち行っていました。今後どのように成長していくのか楽しみです。
 本日の3年生の社会の授業の際に、オンラインでの対面授業の準備をしました。今朝の新聞には、県教委が一斉の臨時休校はせずに通常の授業を続けるように通知したことが書かれていました。しかし、一斉はなくても、いつ誰が感染するかわかりません。また、先日の雪による休校のような場合もあります。備えておくことの必要性を感じましたので、今回、早速まずは3年生に行ってもらいました。
 昨年の休校の際には、オンラインで一方向の授業を行いました。しかし、タブレットを使ってお互いの顔が見え、声が聞こえるように行う双方向の授業は、生徒にとっても、先生にとっても初めてのことです。やってみていろいろなことがわかりました。一番感じたのは、顔が見えるのと見えないのでは、授業に取り組む姿勢が全く違うということでした。
 今後、2年生、1年生でも対応できるように準備を進めていきます。もしもの際には、まずは3年生から実施していきますので、ご協力をお願いします。

 1月18日 授業の風景より    2021年1月18日(月) 10:44
 昨日までの春の陽気が一転、寒い朝となりました。ただ、この土日の陽気で校内の雪もほぼ溶けてしまい、久し振りに雪のない学校でした。朝から登校する小学生と「今朝は寒いねえ。でも歩道の雪もなくなって、これですべらんけん良かったね。」という話をしました。しかし、その直後から雪が降り始め、また一面うっすらと雪化粧してしまいました。
 さて、16日(土)は地域体験学習の予定でしたが、感染症の影響で今年度は中止としました。これまでいろいろと準備を進めていただいておりましたが、大変申し訳ありません。来年は、予定通り進めることができることを願っております。子ども達は、学校で通常の授業を行いました。私は、スクールバスの規定の6kmという地点がどこなのかと思い、実際に4方向に6kmの地点を探して回りました。回ってみて、さすがに6kmは遠いと思いました。教育委員会と相談していきたいと思います。
 本日の2時間目は、3年生は社会の授業でした。北方領土問題の解決のために、漁獲量や経済援助などいろいろな資料をもとに交渉案を作る授業でした。自分が外務大臣だったらということで自分なりの交渉案を考えていました。2年生は、図形の証明でした。三角形の合同を用いて図形の性質を証明する授業です。子ども達が嫌がる証明の授業ですが、論理的思考の基礎です。1年生は、国語の授業でした。根拠を明らかにして魅力を伝えようということで、提示された絵の魅力を論理的に説明する文章を作っていました。どの学年も、根拠を明らかにして説明する論理的思考力を伸ばす授業でした。これからの時代、とても大切になってくる力です。しっかりと取り組んでいってほしいと思います。

 1月19日 公立前期願書提出    2021年1月19日(火) 18:15
 本日から公立前期入試の願書提出期間です。朝から熊本市内の高校に、何年かぶりに願書提出に行きました。ミスが許されない緊張感に包まれた控え室、久し振りに味わってきました。やはり受検に対する雰囲気は何年経っても変わらないと感じました。
 その中で、大きく変化したものがあります。出入り口での手指消毒、寒い中での換気、受付の際のアクリル板です。新型コロナウイルス感染症対策がいたる所にしてありました。
 県独自の緊急事態宣言を受け、高校側もいろいろな対策を講じているようです。残り2週間を切りました。学校もより一層感染症への対策の徹底を図っていく必要性を感じました。
 本日の放課後はSUTでした。本日は数学。タングラムについてでした。よく旅館等に行ったとき部屋に置いてあるパズルのようなものです。小学生も一生懸命に考えていました。

 1月20日 授業の風景より    2021年1月20日(水) 14:57
 本日5時間目は、3年生は理科の授業でした。しかし、理科室前を通っても、全く物音が聞こえません。場所を変えて行われているのかと思い教室を見てみると、全員黙って机に向かっていました。よく見ると黙々とタブレットに向かっていました。太陽系について自分でタブレットを使いまとめていました。全員一心に集中してタブレットに向かっている姿を見て、今後の授業のあり方のヒントを得た気がしました。
 現在、全国的にGIGAスクール構想が進められています。文科大臣も『Society5.0時代に生きる子ども達にとって、PC端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムである。1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」である』と述べられています。これからの学校教育は劇的に変わることになります。阿蘇市でも来月には1人1台端末の整備が終わる予定です。導入はされたけど授業は変わらないということがないように、私たちも研修を進めていく必要性を痛感しました。
 1年生は道徳の授業でした。「心に郷土を刻もう」という題名で、宮島細工の広川和男さんを通して強度について考える内容でした。3年生同様、電子黒板にインターネット上の動画を用いたICTを活用した授業でした。

 1月21日 保健給食集会    2021年1月21日(木) 16:21
 本日の放課後は、保健給食集会でした。今回は、25日から始まる全国学校給食週間を前に、給食に関する発表でした。次のような発表が行われました。
・調理員の方々は調理の際に10回程度手を洗うこと。1回について2分程度なので手洗いだけで20分程度はかけているということ。
・給食を作る際には、食材の中心の温度が75度になるまで加熱をすること。加熱できない果物等は消毒を行っていること。
・食器は1枚1枚、箸の1本1本まで手洗いをすること。手洗いをした上で食洗機にかけているということ。
 生産者の方、販売店の方、運送の方、調理の方・・・多くの人の手が加わって給食ができています。食べ物を大切にするということは、最後まで食べきるということ。このことを大切にしていきましょうという発表でした。
 また、本日は2年生の技術の授業を参観しました。「製作に関わる電子部品を知ろう」ということで、LED(発光ダイオード)やトランジスタ、光センサーなどの説明が行われました。その後、実際に製作に取りかかりました。はんだ付けからです。子ども達も初めてらしく、恐る恐る手を震わせ、ワーワー言いながらの作業でした。1ヶ所をはんだで留めるのにも悪戦苦闘で、結局多くの生徒が今日はできませんでした。まだまだ先は長いようです。
 午後からは、数学の授業でした。「逆」についての授業でした。論理学です。「AならばBである」の逆は「BならばAである」となります。ある命題の仮定と結論を入れ替えて逆を作っても、「逆は必ずしも真ならず」の授業が行われていました。

 1月22日 核兵器禁止条約    2021年1月22日(金) 15:28
 今朝の朝刊に、核兵器禁止条約発効の記事が載っていました。本日発行された、本校の人権便り「太陽」にも、早速その記事について書かれていました。是非、ご覧ください。
 新聞の記事を読みながら、以前NHKで放送された『おはよう日本』の中で、さだまさしさんが語られた話を思い出しました。それは、さださんの歌「ひと粒の麦 〜Moment〜」についての話でした。

「ひと粒の麦 〜Moment〜」 
ひと粒の麦を大地に蒔いたよ  ジャラーラーバードの空は蒼く澄んで
踏まれ踏まれ続けていつかその麦は  砂漠を緑に染めるだろう

戦に疲れ果てた貧しい人達には  診療所よりも一筋の水路が欲しい
水があればきっと人は生きられるだろう  諍いを止める手立てに

薬で貧しさは治せない  武器で平和を買うことは出来ない
けれど決して諦めてはならない 

いつか必ず来るその時まで  私に出来ることを為せば良い
私に出来るだけのことを
(一部略)

この歌はアフガニスタンで凶弾に倒れ亡くなった中村哲さん(医師)に捧げた歌ということです。さださんは『アフガニスタンは内戦で疲れ果て、働く場所もなく、兵士にならないと生活ができない状況があって。中村さんはそういう場所に行って、「この人たちを救うには、診療所で医者として関わっているだけでは無理だ」と思い、30年に渡って水路を作った。そんな尊い方が銃弾に倒れてしまい、僕自身もすごく悔しかった。』ということを話されていました。
 核兵器の使用は禁止されても、世界の平和への道のりはまだまだ遠いものがあります。しかし、確実に一歩前に動いたことは事実です。今日の新聞を見て、このようなことを感じました。

 1月25日 「生まれながらに才能のある人間なんていない」    2021年1月25日(月) 12:50
 いよいよ1月も最終週となりました。昔から「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言います。あと2ヶ月でそれぞれ進級・進学です。3年生にとっては、中学校生活の締めくくりとして、1,2年生にとっては、次の学年への準備の学期として、残り2ヶ月を意義あるものにしてください。
 先日、公立高校入試の前期選抜の出願状況が発表されました。結果を見て一喜一憂しているかもしれません。しかし、勉強は受検のためにするものではありません。生活する上での身に付けておくべき知識・教養等を学ぶのが義務教育です。将来のために今勉強しているということを考え、中学校での学習の仕上げをしてください。
 以前、雑誌でイチロー選手の記事を見ました。イチロー選手といえば、「決めたことは何があってもやり抜く」というイメージですが、彼は次のように語っていました。
『やり抜くということがそもそも才能の一部です。しかし、19年間メジャーリーグの世界を見てきましたが、それができる人はほとんどいませんでした。やり抜く力を生まれながらに持っている人間なんて、そもそも存在するんでしょうか?「これをやった方がいい」と感じることは漠然としている場合が多く、それをするのは難しいんです。だからより明確な「しない方がいいことをしない」を重ねてきました。』
 「しない方がいいと思うことはしない」今からの生活にも生かすことができると思います。

 1月26日 三平方の定理    2021年1月26日(火) 13:01
 本日3時間目、3年生は数学の授業でした。三平方の定理の利用の授業が行われていました。三平方の定理は、中学校3年間で学んだ数学の集大成となる単元です。ここでは、今まで学習したことをフルに活用して問題を考えることになります。その利用の授業が行われていました。
 内容は、山の山頂とふもとの2地点があり、山頂の標高と2地点間の水平距離がわかっているときに、ふもとから山頂までの距離を求める問題でした。子ども達は、計算機を用いながら、距離を求めていました。数が大きく、扱うのがちょっと大変そうでしたが、公式に当てはめて、自分の答えを求めることができていました。しかし、この問題が言いたいことは何か。それは、空間内に2点が与えられたときには、その間の距離を三平方の定理を用いて求めることができるということです。問題の意味を考えていくと、やはり数学はおもしろいですね。
 3年生にとっては、どの教科も教科書の内容的には残りわずかとなっています。最後まで学ぶことを楽しんでほしいと思いました。
 そのとき、1年生は英語の単元テストが行われていました。真剣にテストに向かっていました。

 1月27日 学ぶ意欲向上へ”改革”    2021年1月27日(水) 13:33
 今朝の新聞で中央教育審議会の答申が話題になっていました。内容は、22年度から小学校5,6年生での理科と算数と英語に教科担任制を本格的に導入するということです。新聞によると、専門の教員が教えるため授業の質が高まる。子ども達からもわかりやすいと好評であるとのこと。学ぶ意欲の向上へ繋がるのではと書かれていました。逆に教員にとっても日中の時間的ゆとりができるということです。理想の実現のためには、まだまだ課題があると思います。しかし、来年度から中学校でも新学習指導要領が本格実施となります。中学校でも学ぶ意欲の向上のために取り組んでいかなければと感じました。
 本日、3年生では英語の授業が行われていました。写真家の星野道夫さんの話題でした。星野さんは、アラスカを中心に野生の動植物や、そこで生活する人々の写真を撮影していた方で、1996年8月8日、取材のため滞在していたロシアのカムチャツカ半島南部でヒグマに襲われ43歳で亡くなっています。英語の学習とともに、人の生き方についても学ぶことができているようでした。
 2年生は道徳の授業でした。いのちを考えるということで、ホスピスで働くことについて考えていました。あなたは意欲的に働くことができるかという問いかけに、最期に良い思い出を作りたい、ちょっときつい、自分には何もできないという思いなど深く考えた回答が述べられていました。
 1年生は歴史の授業でした。南蛮人は日本にどのような変化をもたらしたのかということを資料をもとに考えていました。戦の方法が変わった、城の造りが変わった等の意見が出されていました。
 どの授業もしっかりと準備され、子ども達も真剣に考えていました。学ぶ意欲の向上に繋がるような授業でした。

 1月28日 面接練習    2021年1月28日(木) 16:13
 公立高校前期入試までいよいよ残りわずかとなりました。本日は受検する生徒に、教頭先生と面接の指導を行いました。当日を意識しての模擬面接です。これまで全職員で昼休み・放課後と面接練習を行ってきましたが、今日が最期の練習です。みんな真剣な表情で取り組んでいました。
 まず思ったことは、面接の際、お互いにマスクをしているため、表情がわかりにくいということです。目元しか見えないため、感情が伝わりにくい。緊張しているのか、怒っているのか・・・判断が難しいということを感じました。こんな所にも、新型コロナウイルスの影響がありました。
 全体的な感想としては、質問に対してどのように答えるかを自分の言葉でしっかりと表現し、練習していることが伝わってきました。自分の将来を見据え、そのために高校でどのようなことを学びたいのか、どのように成長していくのかということを自分の言葉でしっかりと表現することができていました。
 あとは体調を整えてください。月曜日の本番では、しっかりと自分をアピールしてくれるものと期待しています。

 1月29日 授業の風景より    2021年1月29日(金) 13:04
 朝から久しぶりに雪。朝7時の学校の気温は−5℃。小学生が歩道を滑りながら歩いていました。
 本日2時間目、2年生は計算大会が行われていました。これは、郡市の中学校の数学の先生方が作る計算だけのテストで、以前から行われているものです。個人の計算力を把握するために行われますが、それだけではありません。毎年問題の傾向、難易度を変えずに出題するため、現在の傾向を以前の集団と比較・検討することができます。そのため、教える側としても、自分の授業を振り返り、授業改善につなぐことができます。
 1年生は国語の文法の授業でした。文の組み立てについての学習が行われていました。先生の質問に、子ども達は大きな声で答えていました。「よくわかるなあ」と感心しました。私は中学生のころに「まったくわからん」と思った記憶があります。今日聞いていて、「なるほどね」と初めて理解できました。
 3年生は、家庭科の実習が行われていました。ミシンを使って布を縫い上げていました。ミシンって小学生のころに雑巾を縫って以来使ったことないなあと思いながら見ていましたが、みんな器用に使っている姿に驚かされました。
 その頃、美術室では、3年生の先生が全国安全指導者講習会の講話をオンラインで受けていました。