戻る
<< BACK  2021年9月  NEXT >>
 9月1日 学期始テスト2日目    2021年9月1日(水) 15:25
 本日も学期始テストでした。本日は、1時間目社会、2時間目が数学でした。数学のテスト中に全員の解答を見て回りました。「がんばっているなあ」という人、「あれ、1学期はできていたのに・・・」という人、それぞれでした。その後の授業では、早速テストの返却が行われていました。結果に一喜一憂していました。ただ、点数にこだわることも大切ですが、点数は自分のそれまでの努力の表れです。努力していれば自ずと点数も上がります。点数よりも、自分の努力に目を向けてください。テストでわかることは、自分がその問題を現時点で理解できていたのかということです。できなかった問題も、今からできるようになればいいのです。できなかった問題を大切にしていきましょう。それがテストを行う意義だと思います。
 さて、本日は「防災の日」です。これは、今から98年前の1923年9月1日、関東地方で10万5000人超もの死者・行方不明者を出した関東大震災にちなんで創設されました。また、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期になります。これらのことから、地震や風水害等に対する心構え等を育てるために防災の日が創設されたということです。本日の給食は、非常食を経験するということで、救給カレーでした。これを見ると、熊本地震で避難所対応をしていたときの非常食を思い出します。ぜひ、ご家庭でも避難先等について話題にしてください。

 9月2日 魅力ある学級・学校づくりキャラクターサミット会議    2021年9月2日(木) 12:46
 2学期になり校舎に大きな横断幕を貼っています。これは夏休み中に阿蘇市内の全小中学校の代表の子どもが集まり、「魅力ある学級・学校を作るためには」という内容について話し合ったキャラクターサミット会議の結果作られた横断幕です。本校からも生徒会長と副会長、書記の3名が参加しました。
 小学生、中学生一緒になって熱心な話し合いが為されたということを聞いています。キャッチフレーズは『光れ!あそっこ』ということになったそうです。全小中学校で「笑顔で元気に過ごし、声をかけ合い、知り合うことで子供同士、学校同士が絆を深める」ことをめざすことが決まりました。そのためにそれぞれの学校が交流週間をつくり、そこに書かれている、「@1分間スピーチをすること、A帰りの会で嬉しかったことや嫌だったことを話す・・・」など、5つの事柄を行うことになりました。
 子ども達が共通した課題について話し合い、その結果を共有することはとても良いことです。子ども達が決めたことをすべての学校で実践し、阿蘇市全体として子ども達が「魅力ある学級・学校」と思うような学級・学校をめざしていきたいと思いました。

 9月3日 修学旅行に向けて    2021年9月3日(金) 16:24
 本日6時間目、2年生は総合的な学習の時間でした。内容は、修学旅行に向けてです。2学期になり、いよいよ修学旅行まで残り1ヶ月ほどとなりました。これから1ヶ月間で修学旅行の事前学習を進めていくことになります。
 本日は第一回目ということで、修学旅行の見学地調べを行いました。ただ、見学地を調べようにも、その見学地についての知識がありません。そこで、本日は修学旅行で回る予定の「海響館」「秋吉台・秋芳洞」「広島平和記念講演」「宮島」「錦帯橋」「城島高原パーク」「アフリカンサファリ」について各自で調べるということを行いました。今後、これをもとに自分が調べたい場所を決め、調べ学習を進めていきます。
 ただ、感染症拡大の影響がありますので、10月の修学旅行については検討中です。この先、感染状況がどのように変化するのかを可能な限り見極め判断していくことになります。近日中には、結論を出したいと考えています。

 9月6日 給食当番    2021年9月6日(月) 14:20
 まだまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見えてきません。最近では、保育園や小中学校でのクラスター発生が話題となり、さらに危機感を強めているところです。
 感染症の拡大にともない、給食の方法を昨年度から変更しています。それまでは、ランチルームで小中学生一緒に食べていたのを、密を防ぐため、中学生は各教室で食べるという形に変更しました。ただ、給食の配膳はランチルームで行っていました。しかし、これでは結局全員がランチルームに集まります。今日からさらに変更し、中学生の給食はまとめて配膳用の台車に乗せ2階まで上げ、各教室で学年ごとに配膳することにしました。これにより、小中学生が全員ランチルームに集合するということはなくなります。ただ、それに合わせて変更した点もあります。各クラスで6〜7名の給食当番が必要になります。だったら全員エプロン着用でいいのではないかということで、今日から全員エプロンを着用することにしました。毎週子ども達がエプロンを持って帰ることになります。ご協力をよろしくお願いします。

 9月7日 オンライン授業    2021年9月7日(火) 14:11
 2学期になり、学校では臨時休校に備えて、オンラインでの授業の準備を進めています。先週から子ども達にオンラインでの授業の練習を行っています。ただ、子ども達は夏休み中に自分達でタブレットを駆使して課題を教え合ったり、グループ学習を進めたりしていたようです。子ども達の方がいろいろな点での扱いがスムーズにできていました。
 先日の新聞に次のような記事がありました。日本体育大学の野井真吾教授が書かれた記事です。
『昨年、新型コロナの感染拡大で小中学校の休校措置がとられたときに、休校中の困り事について、子どもと保護者に尋ねたアンケートの結果、子どもは、
@思うように外に出られない(61.0%) A友だちに会えない(56.5%) B運動不足になる(56.1%)・・・・・勉強を教えてもらえないは39.0%
保護者は、
@運動不足になってしまう(82.7%) A勉強を教えてもらえない(73.7%) B思うように外に出られない(71.9%)
となっていた。親は毎朝玄関を出て行く子に「勉強がんばって」と願うが、子どもは友だちに会いにいっている。ICTが導入され、オンライン授業などICTを活用した教育が推進されているが、子どもにとっては学校という「場」に意味があると気付かされた。』
という記事でした。いざとなったらオンラインでの授業という選択肢もありますが、オンラインでは感じることができないことも多々あるということを改めて感じさせられました。対面型の授業の一時間一時間を大切にしていきたいですね。

 9月8日 SUT    2021年9月8日(水) 10:24
 昨日の夕方は、今年度初めてのSUTの時間でした。SUTとは、ステップ・アップ・タイムの略で、子ども達の学びに向かう力を育成するため、小学校3年生から中学校3年生までを縦割りで班編制し、速音読や視写、教科の学習を行う取組です。例年、月に2回程度行っています。
 しかしながら、今回は感染症拡大防止の観点から小学校との合同での実施は見送りました。各学級で、学級ごとに取り組むことにしました。
 昨日は、速音読と視写の取組を行いました。速音読は「熊本の心」の英語版を3分間でどれだけ読むことができるかでした。また、視写では「吾輩は猫である」の文章を3分間でどれだけ書き写すことができるかということに取り組みました。繰り返し行うと自分の成長が実感できます。今後も取り組んでいきます。

 9月10日 タブレットの使い方について    2021年9月10日(金) 15:51
 感染症の状況も「ようやく減少傾向にあるが、収束にはいまだ至っていない」状況で、熊本へのまん延防止等重点措置の適用も、30日まで延長となりました。修学旅行の実施について、非常に苦慮していますが、本日校内で会議を開き、週明けにはお知らせしたいと考えています。

 本日の昼休み、全校生徒を体育館に集めて集会を開きました。内容は『タブレットの使い方について』です。最近、保護者の方から、タブレットの使い方についての相談が数件ありました。また、実際に子ども達が使っている様子で気になる点も見られました。さらに、市教委から使用法について確認をするようにという連絡もありました。これらの話を受けて、最初に配布した「タブレットの活用のルールについて」を再度配布し、説明を行いました。
 2学期になり、タブレットの使い方に疑問の声が寄せられました。そこで、子ども達に自分達でルールを決めさせようという取組を行っていました。もう一度、スタート地点に戻り、効果的な使用法について子ども達に考えさせ、ルール作りを進めていきたいと考えています。
 お子様が使っている様子を見て気になる点等ありましたら、学校までご連絡ください。今後、ルール作りの参考にしていきたいと思います。

 9月13日 校内陸上記録会    2021年9月13日(月) 10:37
 阿蘇郡市中体連陸上競技大会に向けて、夏休みより全校生徒で陸上の練習に取り組んできました。しかしご存知の通り、郡市陸上大会は感染症拡大の影響で、今年度も中止となってしまいました。そこで、せっかく練習を重ねてきたのにその成果を発揮する場がないのは残念だということで、今年度は校内で記録会を行うことにしました。体育の授業2時間使い、それぞれが練習してきた種目を大会形式で行い、その記録をとります。今、体育の授業では、それぞれの種目の練習にしっかり取り組んでいます。
 記録会は24日の午前中に行う予定です。記録証を持ち帰りますので、ぜひご家庭でも声かけをお願いいたします。

 9月14日 阿蘇市学校教育人材育成事業    2021年9月14日(火) 15:37
 阿蘇市では、学力向上の取組の一環として教員の授業力向上を進めています。その中でも、教職経験年数が少ない先生の育成のために、教育委員会の先生方による授業参観が行われています。今日は、社会の授業の参観に来られました。
 2年生の社会の授業でした。内容は、地理的分野「近畿地方」でした。『京都市は景観保護と地域開発のどちらを進めるべきなのだろうか』という課題について、それぞれの立場で考えました。まず、京都市内のコンビニの画像から、景観を大切にしているということに気付かせました。その後、景観を保護する立場と地域開発する立場があることを押さえ、多くの資料から自分の意見に合う資料を選び出し、根拠を明らかにしながら自分の意見を主張するための資料づくりを行いました。今日は途中でまとめに入りましたが、次の授業でどのような資料を作り上げるのか楽しみな一時間でした。
 子ども達の授業に臨む姿勢も素晴らしく、全員集中して授業を進めることができていました。今日のような姿を今後もすべての授業で見せてほしいと思った授業でした。

 9月16日 進路選択の視点    2021年9月16日(木) 13:36
 昨日、3年生に進路希望調査が配布されました。この調査をもとに生徒と担任とで教育相談を行い、現在の学習法や共通テストに向けて取組、進学先について等の話をしていくことになります。
 2学期になり、多くの高校の体験入学等の連絡が来ています。延期するという学校もあれば実施する学校もあります。先日もある高校の校長先生が来られて、高校の説明をして帰られました。本来だと子ども達に直接高校の魅力を説明したいが、なかなかそれができず困っているということでした。
 ところで、どういう視点で進学先を選択するのでしょうか。距離が近い、入りたい部活動がある、大学進学率が高い、友達がいく・・・。いろいろなことが挙げられますが、進学先の選択が自分の人生の岐路の一つであることは間違いありません。だからこそ、自分の能力をいかに伸ばすかという視点で自分を見つめ、一番適する学校を選択することが大切だと思います。人にはそれぞれの個性があります。自分の個性を伸ばすためにはどういう場所が良いのか。進学先で自分はどう成長するのかを見据えて選択してください。今の自分には、入試が大きな壁になっているとしても、壁への抵抗を支えとして、それに厳しく迫っていくことにより、自分が大きく成長できるはずです。
 今後、3年生は11月1,2日に共通テスト。その後11月下旬に三者相談を行い進学先を決定していくことになります。

 9月17日 オンライン授業    2021年9月17日(金) 16:31
 本日は、オンライン授業のため、午前中4時間授業の後、給食をとり下校でした。これまで、校内で双方向のオンライン授業の練習は実施していますが、実際にそれぞれのご家庭からのオンライン授業を実施したことがありません。そこで小学校とともに、本日その練習も兼ね、オンライン授業を行うことにしました。今回は、子ども達にとっても練習ですが、先生方にとっても練習です。実際に授業を行ってみて困ったこと、やりたかったができなかったこと等を洗い出すことにしています。
 授業は、一年生が理科、2年生数学、3年生社会でした。いろいろと考えて、タブレット2台と電子黒板まで駆使して授業が行われていました。終わった後、先生方に話を聞いてみると、例えば、画面上で教材提示を行う際に、先が見えないようにしたいなどの意見が出されました。「『こうしたい。このようにならないか。』という思いはあっても、どうすればできるのかわからない。」という課題が見えてきました。今後、さらに改善を進めていきたいと思います。本日は、ご協力ありがとうございました。

 9月21日 授業の風景から    2021年9月21日(火) 11:08
 本日は「中秋の名月」です。「十五夜」です。中秋とは、旧暦の7月、8月、9月と続く秋の真中の日、8月15日のことです。この中秋8月15日の夜に見える月が中秋の名月です。今年の月は8年ぶりに満月になるということです。今夜はお月見できたらいいですね。
 さて、本日は2時間目の授業を見ました。1年生は社会でした。歴史の授業で「律令国家が成立し、日本はどのような国になったのだろうか」という内容について考えていました。政治の仕組みを学習し、どのような目的で仕組みが作られたのか考えていました。みんな楽しそうに授業に臨んでいました。2年生は数学でした。一次関数の利用で「連立方程式の解をグラフを使って調べよう」という内容でした。一次方程式のグラフの意味、2つのグラフの交点の意味について方程式を解いて考えていました。真剣に話を聞いている姿が印象的でした。3年生は理科でした。「生物の進化の証拠は何だろう」という内容でした。もともとが同じだった相同器官についての学習でした。全く知らないようなことが次々と出てくるため、とても興味深く話を聞くことができました。3年生もとても楽しそうに質問に答えていました。

 9月24日 波野中学校陸上記録会    2021年9月24日(金) 12:50
 昨日は秋分の日でした。秋分の日とは、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。これから一日一日と夜が長くなっていきます。場所にもよりますが、九州では夜が最も長い冬至の日の日の入りから日の出までの時間は14時間半程度。今よりも2時間半は夜が長くなることになります。
 さて、本日は素晴らしい秋晴れのもと、波野中学校陸上記録会を開催しました。これは、郡市中体連陸上大会が中止となり、せっかく夏休みから練習を続けてきたのに、その成果を発揮する場所がないのはどうかということで、校内で成果を発表する機会を設けたものです。本日の3時間目は、アップとそれぞれの種目の練習、4時間目に記録会を行いました。記録を残すということで、全員が普段の練習以上にがんばっているようでした。1500m走など、きつい中でも自分の気持ちと闘っている様子が感じられました。各々がそれぞれの力を十分に発揮している姿が見られました。また、周りの応援の力というものを感じることができました。とても良い大会でした。

 9月27日 修学旅行事前大プレゼン大会    2021年9月27日(月) 10:57
 いよいよ修学旅行まで1ヶ月です。本日の1,2時間目に2年生で、『「修学旅行に向けて」大プレゼン大会』が実施されました。修学旅行の見学地について、場所を分担し事前に学習を行い、それをタブレット端末を用いてまとめ・発表することにより、修学旅行に対する意識を高めるための取組です。また、合わせてタブレット端末を用いての情報発信力を育てることも目的としています。
 感染症の影響で日程も変更となり、見学地についても二転三転してしまいましたが、手分けしてよく調べることができていました。発表時間の関係で調べたことを全部発表することはできなかったようですが、それぞれが工夫して上手に発表することができました。発表しながら大切なところを赤丸で囲んだり、みんなに問いかけたりする姿も見られました。お土産紹介等もあり楽しく聞くことができました。
 調べて実物を見ると感動が違います。多くのことを学んで帰るために、事前学習を進めたいと思います。

 9月28日 文化庁「国語に関する世論調査」より    2021年9月28日(火) 11:24
 今朝は正面玄関の気温が18度。正門の栃の木の並木も落葉の時期となりました。朝から子ども達が清掃活動をやっていますが、時間内に終わりきれないほどの量となってきました。本格的な秋の到来です。
 さて、先日、文化庁が『令和2年度「国語に関する世論調査」』の結果を公表しました。その結果からいくつか紹介したいと思います。
○「日本語を大切にしているか」→73.9%の人が「大切にしている」「考えてみれば大切にしている」と答えています。年代別に見ると年代が高くなるほど大切にしているという傾向が見られます。
○「そっこう帰る」→気になると答えた人31.9%、使うと答えた人39.0%
○「めっちゃおいしい」→気になると答えた人18.2%、使うと答えた人57.9%
○「じみに痛い」→気になると答えた人36.6%、使うと答えた人39.8%
「めっちゃ」、「じみに」に関しては、10代,20代では9割以上が、「そっこう」でも5割以上の人が使っているとのことです。言葉の使い方も時間とともに変化していくものかもしれません。だからと言って、本来の意味が失われていくことは悲しいことです。日本の文化を大切にするためにも教科としての国語の重要性を感じました。
 他にも、「がぜん」や「破天荒」などの言葉の意味に関する調査結果も掲載されています。興味のある方は文化庁のHPをご覧ください。

 9月29日 研究授業    2021年9月29日(水) 15:01
 本日は、2年生で2限目に数学、5限目には社会の研究授業が行われました。2限目の数学は一次関数の利用で、「4つの携帯電話の料金のプランから得するのはどれか」を考察し、発表する授業でした。それぞれの料金プランを表やグラフや式で表し、その特徴を考察し、どうすれば良いかをそれぞれが考えました。途中、タブレットを用いて発表したり、紙に計算したりと今後の学習の進め方を考えさせる授業でした。子ども達も、いろいろなプランの中からどのプランがいいのか楽しそうに考えることができました。
 5限目の社会では、自動車会社が大量の自動車を生産できる理由を社会的条件に着目して考察し発表する授業でした。自動車を作るために必要なものをいろいろと考えさせ、なぜ中部地方では自動車生産が盛んなのかについて考えました。考えなければならないことが多く、全員真剣に考えまとめていました。
 一日に2時間の研究授業を行った2年生も、授業後はさすがに疲れた表情でした。でも、しっかりがんばることができました。