平成26年夏号 脱水症状について
脱水症状とは
体の水分が失われた状態で、一般に体重の約3%の水分が失われた状態です。
脱水状態になると、けいれん(手足)、立ちくらみ、喉の渇き、めまい、発熱、乾燥、吐き気、頭痛などの症状が起こり、
ひどい場合は「命の危険」もあります。
高齢者が脱水症になりやすい理由
- 若い頃より体の水分量が減っている
- 喉の渇きを自覚しにくい
- 肝臓の機能が低下するので水分や電解質が失われやすい
- トイレに行く回数を減らしたいから水分を摂らない
脱水症状に陥った時の処置
- 軽症の場合
- のどの渇きを感じたり、食欲が減退する程度ならば水もしくはスポーツドリンクを飲むことで回復できます。
- 重症の場合
- 脱力感や眠気、頭痛などを起こすほどの脱水の場合には
医療機関を受診し、点滴による水分補給を受けることで
早く回復します。
予防
脱水症にならないために、1日に約1.5リットル(500mLのペットボトル3本)以上の水分摂取が必要です。のどの渇きを感じた時は手遅れの場合もあるので、
こまめに飲みましょう。
※ご不明な点や質問がございましたら、いつでもご相談下さい。