浄土真宗本願寺派 龍石山 教法寺

教法寺について

教法寺は阿蘇外輪山の麓、阿蘇市狩尾に位置し、眼前には阿蘇五岳(阿蘇の涅槃像)を望むことが出来る風光明媚な場所にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

北外輪から阿蘇五岳を望む

「平成28年熊本地震」により本堂が損壊し、平成29年5月に本堂を解きました。現在、庫裡を仮の本堂として仏事を勤めております。このたび、本堂再建に向け広く一般の方より寄附金を募っております。ご支援ご協力お願いいたします。

阿蘇教法寺と西南の役

教法寺は元来満徳寺(阿蘇内牧)の境内に末寺として四ヵ寺があったものの一ヵ寺。文久四年、第九代恵瑞師が本願寺より教法寺の寺号の認可を受けた。

明治十年西南の役に的石(尾ヶ石村的石)の人、山内柳八(38歳)が選ばれて官軍の密偵として二重峠方面の敵情を探察におもむき捕らえられて惨殺された。的石の有志の人々がその葬儀を営むのに西南の役の最中であるため寺僧が出向くことは困難であった。

ところが、恵瑞の嗣子得忍(27歳)が進んで出向き葬儀を執り行った。その勇気に村人はいたく感謝して敬慕して止まなかった。役後、得忍は黒川村水口に移り、更に明治14年頃村人の切望によって現在地に一寺を建立した。

※的石の市道の傍らに山内柳八殉難の碑が立っている。

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