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阿蘇中部３町村合併協議会　会長　河�ｱ　敦夫 　平成十五年八月一日に任意の「阿蘇中部４町村合併推進協議会」が発足して以来、これまで、臨時会を含めますと十九回にわたり協議を重ねてまいりました。その間、産山村の離脱ということもございましたが、一の宮町、阿蘇町、波野村の三町村の枠組みにより、合併協議を進めていくということを確認し、ここに阿蘇中部三町村による法定協議会の設立という運びとなりました。 これまでの関係者の皆様のご努力に対し、改めて深甚なる敬意を表するものであります。 　町村の合併は、五十年、百年の大計でございます。人口の減少や少子高齢化社会の到来、国際化や情報化等に伴う行政ニーズの多様化、地方分権の推進、国や地方の財政危機、日常生活圏の拡大などの社会の変化に対して、行財政の基盤を強化し、地域の資源を積極的に連携・活用しながら、私たちの子孫のためにより良い町をつくっていくためには、町村の合併は避けて通れないということは、私どもにとって共通の思いであります。そのために、これまでの任意協議会におきましても、あるときは徹底的に議論を尽くし、またあるときはお互いの意見を尊重し、譲りあい、様々な産みの苦しみを味わいながら協議を進めてまいりました。 私ども協議会委員は、残された協議事項について審議してまいりますが、今後も住民の皆様方のご理解とご協力をいただき、この法定協議会の目的どおり、すばらしい阿蘇市が誕生しますことを心から請い願いまして私のごあいさつといたします。