(趣旨)

第1条　この規則は、阿蘇広域行政事務組合フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例(令和元年組合条例第7号。以下「条例」という。)の規定に基づき、フルタイム会計年度任用職員に支給する給料の級及び号給の決定に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規則における用語の意義は、条例及び阿蘇広域行政事務組合職員の初任給、昇格、昇給等に関する規則(昭和63年組合規則第15号。以下「初任給規則」という。)において使用する用語の例による。

(職別号給基準表の適用)

第3条　条例第3条第4項により定めるフルタイム会計年度任用職員の号給の基準は、別表の職別号給基準表に掲げるところによる。

(号給の決定)

第4条　フルタイム会計年度任用職員となった者の号給は、前条の規定により決定された職務の級の号給が職別号給基準表の基礎号給の欄に定められているときは当該号給とし、当該職務の級の号給が定められていないとき、及び同表の職種の欄にその者に適用される区分が定められていないときは、当該職務の級における最低の号給とする。

(経験年数を有する者の号給)

第5条　フルタイム会計年度任用職員となった者のうち、経験年数(会計年度任用職員として同種の職務に在職した年数をいう。以下同じ。)を有する者の号給は、前条第1項の規定による号給の号数に、当該経験年数の月数を12月(その者の経験年数のうち5年を超える経験年数の月数にあっては、18月)で除した数(1未満の端数があるときは、これを切り捨てた数)に4を乗じて得た数を加えて得た数を号数とする号給とすることができる。

(特殊な経験等による号給)

第6条　特殊な技術、経験等を必要とする職又は特別な理由により採用する必要がある職に職員を採用しようとする場合において、号給の決定について前2条の規定による場合には著しく常勤の職員及び他の会計年度任用職員との均衡を失すると認められるときは、前2条の規定にかかわらず、これらの職員との均衡を考慮してその者の号給を決定することができる。

(給与からの控除)

第7条　条例第4条第3項に掲げるフルタイム会計年度任用職員の給与から控除することができる規則で定めるものは、管理者が認めるものとする。

(委任)

第8条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は管理者が定める。