思い・こだわり



私たちは、最先端の科学技術や情報社会に生きる中で、これからの世の中を生きていくことに何か不安を感じるようになった。
「確かにどんどん便利に快適になってはいくが・・・」
AIが進化し、ロボット化が進み、仮想空間が出来上がり、お金や物の価値は電子化していく・・・。
はて?人間のポジションはどこに残されていくのか?何が本当に大事なのか?
いつからか我々は専門分化して役割分担していくことで、生きることの基本的な事が出来なくなってしまった・・・。
あまりにも役割が分化され過ぎてしまったのではないのか。
それが現代の生きていくことへの不安を大きくさせている原因ではないかと思うようになった。
全体を感じることと個別で力を発揮することはバランスさせていく事が大事なのではないか。
では現代社会を生きる上で本当に大事なことは何か?
衣・食・住が生きていくことでの基本とされる。その中で最も重要なことを選ぶとすれば何か?
やはりそれは「食」かと思い至った。
そこで、それを実感できるようにすべく、主食である米と小麦をベースに野菜を育てるようになった。
育て方は自然環境が恵んでくれているものを使うこと。
太陽、水、土の働き、その場にいる微生物をはじめとする様々な生き物、役割を終えて死んでいった残渣(植物などの有機物)を最大限に活かした方法で栽培すること。
また、作物の種を採って次の年にそれを植えて育てていくというサイクルを作ること。
そして、そのサイクルの中で出来上がった作物を提供していくこと。
さらに、実際に農業をするにはハードルが高いと思われている方にも様々な体験をして頂くことで食の基本になる経験をしていただくべく、体験イベントを実施すること。
これらが阿蘇片岡農園の使命だと考えています。