|
牧野を利用した周年放牧
草地資源をフル活用して周年放牧、・低コスト生産
|
牧野での周年放牧は、一部の牧区を8月頃から利用を中止して施肥し、冬場のエサとして備蓄、12月以降冬季間放牧利用によって原野で越冬させるものです。
以前は、11月下旬に牧野から下牧させ、里の畜舎で冬越させていましたが、冬場も放牧利用するため、
1. 畜舎での飼養管理にかかる労力が削減できること
2. 夏の間の越冬用飼料収穫作業が軽減できること
3. 余った労力を他の作目に振り向け出来ること
4. 里の畜舎は、一部の牛のための装備で済むこと
5. 春の堆厩肥搬出作業が軽減できること
などから、低コストの生産が可能になりました。
-
|
夏山冬里型
|
周年放牧平均
(周年SとA)
|
放牧平均
|
舎飼平均
|
購入飼料費 |
81,057
|
34,254
|
59,586
|
72,955
|
自給肥料費 |
4,196
|
2,657
|
7,713
|
17,076
|
減価償却費 |
81,006
|
19,144
|
47,014
|
59,833
|
放牧料金 |
9,821
|
22,300
|
9,771
|
0
|
その他 |
6,773
|
14,329
|
32,827
|
83,456
|
合 計 |
141,421
|
92,683
|
156,891
|
213,322
|
|