1月27日 道徳の授業より 2022年1月27日(木) 14:37 |
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本日3時間目、1年生は道徳の授業でした。『落語が教えてくれること』という柳家花緑さんの書かれた話でした。『落語は「人間」という生き物の良いところ、悪いところ、滑稽なところ、愛すべきところを余すところなく描き出している。「人間」という生き物のことを深く理解させてくれるのが落語の魅力』ということです。話の中では『竹の水仙』という落語が紹介されています。江戸時代初期に活躍した彫刻職人の左甚五郎の話です。 『大黒屋という宿屋の二階に、一銭も払わず長逗留している男がいた。大黒屋金兵衛が、勘定を取り立てに行くと、男は「お金はない」と言う。困り果てた金兵衛さんに、男は竹で水仙の彫刻を作りあげて渡す。主人に「これが売れたら、その代金から宿賃を払う」と言う。翌朝、竹の水仙が見事な花を咲かせた。そこをちょうど通りかかった肥後熊本の細川越中守が300両で買い、主人も男の正体を知ることになる。』 この話を通して、1年生は人の気持ちを「想像」することの大切さを感じていました。最後に「日常の中で相手の気持ちを想像するとき、どのようなことを心がけることが必要だろう?」という先生からの質問に一生懸命回答を書いていました。 |
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